マグミクス2022.05.24
https://magmix.jp/post/91819
半世紀前に誕生した際に、正式名称が与えられなかった『帰ってきたウルトラマン』。後に「ウルトラマンジャック」という名前を授けられましたが、そこからファンの間の名前論争は激しさを増しました。
この『帰ってきたウルトラマン』というタイトルは、現在のウルトラシリーズに多く見られる『ウルトラマン○○』といったパターンと比べると、異質だと感じる人もいるかと思います。実はこのタイトルは、第一期ウルトラシリーズ第二作目『ウルトラマン』のウルトラマン本人が、タイトル通り「帰ってきた」からつけられたものでした。つまり2つの作品のウルトラマンは、同一人物だったというわけです。
しかし、このアイディアは商品上の都合で廃案、登場するのはまったく別のウルトラマンということになり、デザインも変わることになりました。この時、タイトルを変えてウルトラマンに個別の名前をつけなかったことが、後々のファン論争のきっかけとなります。
TV作品本編ではウルトラマンはひとりしか出てこないので区別する必要はありませんが、雑誌で紹介する場合はそうはいきません。当時の雑誌を見てみると、「前のウルトラマン」、「古いウルトラマン」という呼び方に対して、「新しいウルトラマン」という区別がされていました。
これが徐々に「初代ウルトラマン」と「新ウルトラマン」という呼び名で区別されるようになります。個人的には、この「新ウルトラマン」を略して「新マン」という呼び名が一番しっくりしました。
ところが、正式に決まっていないことから呼び名は人それぞれ。子供たちのなかには帰マン(きマン)、帰りマン(かえりマン)と呼ぶ人もいました。当時は今でいう公式の見解はなく、「帰ってきたウルトラマン」を何と呼ぶかで、争う子供も少なくなかったと思います。
ちなみに筆者の子供時代の周囲は、「新マン」呼びがほとんどだったので特に問題はなかったのですが、高校時代になって別な地区の人と同級生になった際、別の呼び方が主流だった人といざこざになったことがありました。
TVの方でも統一見解のようなものは発信されず、続編『ウルトラマンA』(1972年)では初代ウルトラマンとの区別でいきなり「ウルトラマンII世」という名前で呼ばれたり、以降の『ウルトラマンタロウ』(1973年)や『ウルトラマンレオ』(1974年)では新マンと呼ばれたりしています。
そんな『帰ってきたウルトラマン』の名前問題に進展があったのが、1984年に公開された映画『ウルトラマンZOFFY ウルトラの戦士VS大怪獣軍団』でした。同作で過去のウルトラマンたちを紹介する際、製作側も各々に固有名詞の必要性を感じたそうです。
そこで『帰ってきたウルトラマン』のウルトラマンに、あらためて「ウルトラマンジャック」という名前がつけられました。ちなみに映画内でも、ゾフィーがジャックという名前がつけられたことをファンに報告しています。
これにより以降の書籍や関連グッズなどでも、「ジャック」という名前が使われるようになりました。ちなみに「ジャック」は『ウルトラマンタロウ』の企画時の名前でしたが、当時はハイジャック事件が多発していたこともあり、ジャックという名前にマイナスイメージがあったことから使われなかったそうです。
ところが、この『帰ってきたウルトラマン』の名前問題が過熱するのはここからでした。今さら新しい名前をつけることに、拒否感を示した古参のファンは少なくなかったのです。その結果、「ジャックとは呼ばない。」という意思表示を声高に言う人が出てきました。
しかし、そう言われても「ジャック」という名前が名づけられて2022年ではや38年です。それ以前の固有名詞が決まらなかった時代は13年。単純に年数の問題ではありませんが、ジャックと名づけられて以降に生まれた世代のウルトラファンも多くいますので、違和感を払拭するには十分すぎるほど歳月が経ったことと思います。
2008年に公開された映画『大決戦!超ウルトラ8兄弟』では、ウルトラマンメビウスに変身するヒビノ・ミライが、「ジャック兄さん!分かりませんか?だったら、新マン兄さん!帰りマン兄さん!」というセルフパロディがありました。公式的にもファンの間の名前問題は理解しているのでしょう。
後から名前がつけられたと言えば、2009年公開の『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』でウルトラの父に「ウルトラマンケン」、ウルトラの母に「ウルトラウーマンマリー」という名前がつけられています。こちらがジャックほど大きな問題にならないのは、普段はあくまでも「ウルトラの父とウルトラの母」だからでしょうか?
(加々美利治)
※長文の為一部略
https://magmix.jp/post/91819
半世紀前に誕生した際に、正式名称が与えられなかった『帰ってきたウルトラマン』。後に「ウルトラマンジャック」という名前を授けられましたが、そこからファンの間の名前論争は激しさを増しました。
この『帰ってきたウルトラマン』というタイトルは、現在のウルトラシリーズに多く見られる『ウルトラマン○○』といったパターンと比べると、異質だと感じる人もいるかと思います。実はこのタイトルは、第一期ウルトラシリーズ第二作目『ウルトラマン』のウルトラマン本人が、タイトル通り「帰ってきた」からつけられたものでした。つまり2つの作品のウルトラマンは、同一人物だったというわけです。
しかし、このアイディアは商品上の都合で廃案、登場するのはまったく別のウルトラマンということになり、デザインも変わることになりました。この時、タイトルを変えてウルトラマンに個別の名前をつけなかったことが、後々のファン論争のきっかけとなります。
TV作品本編ではウルトラマンはひとりしか出てこないので区別する必要はありませんが、雑誌で紹介する場合はそうはいきません。当時の雑誌を見てみると、「前のウルトラマン」、「古いウルトラマン」という呼び方に対して、「新しいウルトラマン」という区別がされていました。
これが徐々に「初代ウルトラマン」と「新ウルトラマン」という呼び名で区別されるようになります。個人的には、この「新ウルトラマン」を略して「新マン」という呼び名が一番しっくりしました。
ところが、正式に決まっていないことから呼び名は人それぞれ。子供たちのなかには帰マン(きマン)、帰りマン(かえりマン)と呼ぶ人もいました。当時は今でいう公式の見解はなく、「帰ってきたウルトラマン」を何と呼ぶかで、争う子供も少なくなかったと思います。
ちなみに筆者の子供時代の周囲は、「新マン」呼びがほとんどだったので特に問題はなかったのですが、高校時代になって別な地区の人と同級生になった際、別の呼び方が主流だった人といざこざになったことがありました。
TVの方でも統一見解のようなものは発信されず、続編『ウルトラマンA』(1972年)では初代ウルトラマンとの区別でいきなり「ウルトラマンII世」という名前で呼ばれたり、以降の『ウルトラマンタロウ』(1973年)や『ウルトラマンレオ』(1974年)では新マンと呼ばれたりしています。
そんな『帰ってきたウルトラマン』の名前問題に進展があったのが、1984年に公開された映画『ウルトラマンZOFFY ウルトラの戦士VS大怪獣軍団』でした。同作で過去のウルトラマンたちを紹介する際、製作側も各々に固有名詞の必要性を感じたそうです。
そこで『帰ってきたウルトラマン』のウルトラマンに、あらためて「ウルトラマンジャック」という名前がつけられました。ちなみに映画内でも、ゾフィーがジャックという名前がつけられたことをファンに報告しています。
これにより以降の書籍や関連グッズなどでも、「ジャック」という名前が使われるようになりました。ちなみに「ジャック」は『ウルトラマンタロウ』の企画時の名前でしたが、当時はハイジャック事件が多発していたこともあり、ジャックという名前にマイナスイメージがあったことから使われなかったそうです。
ところが、この『帰ってきたウルトラマン』の名前問題が過熱するのはここからでした。今さら新しい名前をつけることに、拒否感を示した古参のファンは少なくなかったのです。その結果、「ジャックとは呼ばない。」という意思表示を声高に言う人が出てきました。
しかし、そう言われても「ジャック」という名前が名づけられて2022年ではや38年です。それ以前の固有名詞が決まらなかった時代は13年。単純に年数の問題ではありませんが、ジャックと名づけられて以降に生まれた世代のウルトラファンも多くいますので、違和感を払拭するには十分すぎるほど歳月が経ったことと思います。
2008年に公開された映画『大決戦!超ウルトラ8兄弟』では、ウルトラマンメビウスに変身するヒビノ・ミライが、「ジャック兄さん!分かりませんか?だったら、新マン兄さん!帰りマン兄さん!」というセルフパロディがありました。公式的にもファンの間の名前問題は理解しているのでしょう。
後から名前がつけられたと言えば、2009年公開の『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』でウルトラの父に「ウルトラマンケン」、ウルトラの母に「ウルトラウーマンマリー」という名前がつけられています。こちらがジャックほど大きな問題にならないのは、普段はあくまでも「ウルトラの父とウルトラの母」だからでしょうか?
(加々美利治)
※長文の為一部略
>>1
> 子供たちのなかには帰マン(きマン)、帰りマン(かえりマン)と呼ぶ人もいました。
全くのウソ
話題を膨らませたいだけ
> 子供たちのなかには帰マン(きマン)、帰りマン(かえりマン)と呼ぶ人もいました。
全くのウソ
話題を膨らませたいだけ
>>46
嘘じゃねえよ帰りマンは使う
きまんはねえけどw
嘘じゃねえよ帰りマンは使う
きまんはねえけどw
帰ってきたウルトラマン
なげーよ
【おすすめ記事】
てマン
帰りマン一択
メビウスはぜんぶ使ってる
ジャック兄さん!新マン兄さん!帰りマン兄さん!って
ジャック兄さん!新マン兄さん!帰りマン兄さん!って
さっさとペギー葉山さんに決めてもらっとけば・・・
>>11
「ウルトラの母のバラード」では
ゾフィーよマンよ
セブンよマンよ
エースよタロウよ
と歌ってるから初代もジャックもマン呼びだな
「ウルトラの母のバラード」では
ゾフィーよマンよ
セブンよマンよ
エースよタロウよ
と歌ってるから初代もジャックもマン呼びだな
新マンだなぁ
マンのほうが可哀想だろ何だマンて
ザ・マン
帰って来てない方じゃないほうマン
帰ってマン
え?帰りマンでしょ?
それ以外聞いたことないぞ?
それ以外聞いたことないぞ?
帰りマン以外にあるか?
「帰って」
いまどに帰ってきた、だわ。ジャックとは意地でも言いたくないw
2代目
1984年にジャックって名前がついたけど
1990年のゲーム
ウルトラマン倶楽部2 帰ってきたウルトラマン倶楽部
だと新ウルトラマン
バンダイが悪いよバンダイが
1990年のゲーム
ウルトラマン倶楽部2 帰ってきたウルトラマン倶楽部
だと新ウルトラマン
バンダイが悪いよバンダイが
ザ・ウルトラマンの名前がウルトラマンジョーニアスってのがいまいちピンと来ない
ジョーニアスって何?
ジョーニアスって何?
しかし日本屈指の、いいたいとるだよな、帰ってきたウルトラマンって。
こんないい言葉を埋もれさせない方がいい
こんないい言葉を埋もれさせない方がいい
帰ってきてほしいウルトラマン
新マン兄さんだなぁ
ウルトラの妹 もしくは姉っていないの?
幼なじみの同級生の女の子とか
幼なじみの同級生の女の子とか
>>30
設定上、セブンには姉がいるらしい
名前を付けるならウルトラ女性セブンだな
設定上、セブンには姉がいるらしい
名前を付けるならウルトラ女性セブンだな
>>40
イヤな姉だなw
イヤな姉だなw
>>40
身内のネタ暴露しそうだな
身内のネタ暴露しそうだな
>>30
ウルトラウーマングリージョ
ウルトラウーマングリージョ
小野田マン
引揚マン
かえマンじゃないの?
きマン以外は全部聞いたことあるけど
そもそも初代ウルトラマンをマンって呼ぶことに違和感
帰ってきたウルトラマンは公式が名前つけたんだからジャックでいいのでは
帰りマンの「り」はどっから出てきたと思う
聞いたことはないけど>>35のかえマンの方がまだわかる
そもそも初代ウルトラマンをマンって呼ぶことに違和感
帰ってきたウルトラマンは公式が名前つけたんだからジャックでいいのでは
帰りマンの「り」はどっから出てきたと思う
聞いたことはないけど>>35のかえマンの方がまだわかる
そもそもそんなに言及することないから「帰ってきたウルトラマン」てちゃんと言う
新マンはシンマンとややこしくなるから無いな
ジャック
昔ファミコンでやったウルトラマン倶楽部だと新マン表記になってたな
元スレ:
http://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1653428641/
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